未知の分野にチャレンジすることで 自分も会社も顧客もより良い方へ 未知の分野にチャレンジすることで 自分も会社も顧客もより良い方へ VOICE SCROLL

竺 琳JIKU RIN

営業推進部 海外事業課
1989年、中国山東省生まれ、九州大学の大学院で日本語教育を専攻。北京語・英語・日本語が使える。
休日は、資格の勉強に勤しむ傍ら、ジョギングや腹筋で体を鍛えたり、ドラマを観て気分転換も。

「福岡で語学を生かして働きたい」
ありのままの私でいられる居場所

就職活動で優先した条件は、「福岡勤務」と「語学力を生かせること」でした。面接の時に「何をやってみたい?」と聞かれ、「正直、まだ社会に出たことがないのではっきりとはわかりません。だけど、自分の知識を生かして、新しいことにチャレンジしたい」と伝えました。それまでにも面接を受けたことはありましたが、あそこまで正直に話せたのは初めて(笑)。
ありのままの私を受け入れてくれた会社にはとても感謝しています。
入社後1〜2年目は、総務部で社会人としての接遇や文書マナーを学びながら、土木や建築の専門用語や仕事の流れを学びました。お茶の出し方や来客時の対応、外部の方々への丁寧な言葉遣い、PCの基本操作やExcel、PowerPointもひと通りできるようになりました。日本には数年暮らした経験がありましたが、それはあくまでも学生としてのこと。日本で仕事をする上で知っておくべき基礎や文化についてはこの時期に先輩や上司から丁寧に教えていただきました。

ビジネス街

海外の仕入れ先を増やすことで
お客さまにもっと喜んでもらえるように

総務部の頃から、海外とのやり取りなどで語学の知識を生かすことができていましたが、本格的に海外の仕事に携わるようになったのは2020年4月に海外事業課が発足してからです。ちょうどコロナ禍のタイミングで、なかなか最初から世界中を飛び回ることはできない分、その時間を生かして情報収集や資格取得の勉強に充てることができました。
現在、麻生商事でよくあるのは、国内のゼネコンや設計事務所から頼まれた建築資材を、自社製品または国内の他社からの仕入れで応えるという流れですが、私のミッションは海外の取引先との関係づくりです。海外の仕入れ先が増えれば、それだけお客さまの要望に応える選択肢が増えるので顧客満足度を上げることにつながります。既存の取引先とのスムーズな連絡はもちろん、展示会等で新規の取引先を開拓してくるのも大切な役目です。国が違えば文化も契約も違うので、相手の考えや背景を知り、知識を増やしながら、交渉を進めていく必要があります。そのためにも今は資格の勉強やできることを増やすために努力をして、今後は「海外の資材は麻生商事の竺さんに相談しよう」と頼られる存在になりたいです。